• IEA「30年再生エネ3倍必要」パリ協定目標達成へ提言

    ニュース Sep 28, 2023

    IEA「30年再生エネ3倍必要」パリ協定目標達成へ提言
           国際エネルギー機関(IEA)は26日、気候変動対策の報告書を公表しました。気温上昇を抑えるために再生可能エネルギーの設備容量を2030年までに3倍に拡大するよう提言しました。再生エネのコストは大きく低下し、化石燃料からの脱却は世界で進みます。        IEA報告書のサマリーだけ読みますと、1.5度目標の達成のために、全世界のクリーンエネルギー投資を2023年の1.8兆ドルから2030年の4.5兆ドルまで増やす必要があると主張し、ここまでできたのだからここからもできるはずだという前向きなトーンです。世界のGDP比で約2%から4%強へ増やせるか、サステナブルファイナンスの出番ですよね。        ただ、これが遅れると、今世紀後半には毎年50億トンもの二酸化炭素を大気中から除去する必要が生じ、これを可能にする技術が発明されない限り1.5度上昇は無理となる、というこわい警鐘も鳴らしています。
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  • 日本では発電側課金、割引相当額の検討が大詰めです。

    ニュース Sep 25, 2023

    日本では発電側課金、割引相当額の検討が大詰めです。
      2024年度に導入が予定されている発電側課金の検討が大詰めを迎えている。この秋にも割引相当額を考慮した課金単価が公表される予定となっており、一般送配電事業者における割引相当額の検討は最終的な段階に入っている。   発電側課金は、電力系統を効率的に利用し、再生可能エネルギーの導入拡大に向けた系統の増強を行いやすくすることなどを目的に、系統の維持・拡充に必要な費用の一部を発電事業者にも求める新しい制度だ。   これらの費用はこれまで、小売電気事業者を通じて需要家が全額負担していた。2024年度からは費用の1割を発電事業者が負担する。それに伴って、需要家が電気料金の一部として支払っている託送料金が減額される見通しだ。   実際に一般送配電事業者が発電事業者に課金をする際には、kW課金単価に割引相当額が付加される。割引相当額は、発電所の立地条件によって2パターン検討されており、電力系統への追加投資が少ない場所に発電所の設置を誘導するためのインセンティブと位置付けられている。   割引相当額の2パターンは次の通り。まず、「割引A」は、基幹系統に与える影響に着目した割引だ。基幹系統の将来的な投資を効率化し、送電ロスを削減する効果のある電源について割引される。   次に、「割引B」は、基幹系統の下位にあたる特別高圧系統の将来的な投資を効率化する効果のある電源について、発電側課金を割り引くとされている。   電力・ガス取引監視等委員会によると、これらの割引相当額は一般送配電事業者各社において検討されており、発表の見通しはまだ明らかにされていないということだ。
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  • 中国の風力と太陽光の発電設備容量

    ニュース Sep 21, 2023

    中国の風力と太陽光の発電設備容量
      中国国家能源(エネルギー)局の統計によると、中国の風力と太陽光の発電設備容量は1~8月に大幅に増え た。8月末時点の太陽光発電の設備容量は前年同期比44.4%増の5億1,000万キロワット、風力発電の設備容量は 14.8%増の約4億キロワットだった。
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  • 太陽光発電設備のケーブル盗難対応

    ニュース Sep 20, 2023

    太陽光発電設備のケーブル盗難対応
          今年に入って太陽光発電のケーブル盗難事故が多発しています。       ケーブル盗難は復旧費用に加え、補修のための発電停止の損失も発生します。       ご自身の発電所が本当に大丈夫か、今一度再点検をおすすめします。       JPEA(太陽光発電協会)からも注意喚起がされており、配慮・対策例が紹介されています。       太陽光発電設備のケーブル盗難対応について(注意喚起)       JPEAホームページ(2023/02/13お知らせ)より引用              1. 設備設計面での配慮・対策例       1)露出(コロガシ)配線はなるべく避ける       2)地下埋設配管とハンドホールのロック設計       3)フェンス・柵・鍵など防犯対策強化、草刈により所内が外から見える       4)セキュリティーシステムの導入、侵入アラートシステムによる夜間監視       5)侵入者に対して光と音で威嚇する設備や記録可能な監視カメラの設置       6)監視システムのケーブル管路の保護など        2. 運営面での配慮・対策例       1)ケーブル盗難異常検知と緊急駆け付け対応       2)近隣の方々や発電所間の防犯協力、地域共生の推進による防犯体制の構築       3)警備会社等を活用した防犯対応強化       4)動産保険ならびに休業損害保険等の加入による損害対策       (なお、防犯対策や対応が不十分な場合には保険が適用されない場合があります)     
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  • 太陽光って本当に必要ですか?

    ニュース Sep 15, 2023

    太陽光って本当に必要ですか?
      売電単価が下がってるけど、太陽光を設置するメリットはほかにたくさんあるので、今回は「太陽光の必要性」を4つ解説していきます。   ①、電気代が下がる。   太陽光を設置すると、発電した電気でお家の電気をまかなうので電気代が安くなります。特にオール電化のご家庭は日中の電気単価が割高になっている為、電気代を大幅に抑えることができます。だから、高騰し続ける電気代を抑えるのに太陽光発電はとても有効な手段だと思います。   ②、停電時の備えになる。   停電時には、太陽光の非常用コンセントから電気を使うことができます。スマホの充電をしたり、冷蔵庫も使えるのでとても便利です。   ③、遮熱効果が高まる。   太陽光を屋根に設置すると、遮熱板のような効果があり遮熱効果が高まります。夏は熱を吸収しにくく、冬は室内の熱を外に逃がしにくいようになるため室内の温度が変わります。つまり、夏は涼しく冬は暖かくなります。   ④、売電収入が入る。   最近売電目的ではなく、自家消費を目的に太陽光を設置する方が増えています。パネル容量が大きいと結構な売電収入になるので、少なからず家計の手助けになります。
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  • パネル周囲が昆虫の家に、太陽光発電の「農業と生物多様性」にもたらすメリット

    ニュース Sep 13, 2023

    パネル周囲が昆虫の家に、太陽光発電の「農業と生物多様性」にもたらすメリット
    農業は、これまでも一貫して天然資源の良き管理者と認識されてきたが、昨今では、再生可能エネルギーを含め、持続可能性の新たな分野への進出を始めている。 クリーンで環境負荷の低いエネルギーの利用に、二酸化炭素排出や、その他の汚染の低減をはじめとする多くの利点があることは明らかだが、農業の場合、さらに追加的なメリットを得ることができる。 とりわけ、農業と太陽光発電を組み合わせる、しばしば「営農型太陽光発電(アグリヴォルタイクス)」と呼ばれる方式は、土地利用の生産性と効率性の最適化に寄与する。 業界団体のSolar Energy U.K.(ソーラーエナジーUK)が2023年夏に発表した研究では、英国の多くの太陽光発電所が、個体数を減らしつつある生物種のすみかとなっていることが判明した。こうした種のほとんどは、主に自然保護目的に管理された土地に生息するものだ。 ランカスター大学およびコンサルタント企業のClarkson & Woods(クラークソン&ウッズ)、Wychwood Biodiversity(ウィッチウッド・バイオダイバーシティ)と共同で行われたこの研究によると、地上に設置された太陽光発電パネルの周囲が昆虫の生息地となることで、花粉を運ぶ「送粉生物」の個体数が増加し、周辺の農地にも恩恵がもたらされるという。 同研究はさらに、太陽光発電所の周囲に生育する植物が、花蜜を豊富に生産することで、昆虫などの生物に「重要な資源」を供給している可能性があるとした。 別の事例として、ヨーロッパの独立電力会社Alight(アライト)は最近、スウェーデンのオーフスにある発電量7MWの太陽光発電所の除草のため、羊の飼育を開始した。 羊たちがソーラーパネルのあいだを自由に行き来し、雑草の繁茂を防ぐ一方で、ソーラーパネルは羊たちに日陰を提供する。羊は、日中の時間の約4分の3を、こうした場所で直射日光を避けて過ごす。 また、個々のパネルの間隔を調整したり、パネルを高架式にすることで、太陽光発電所の下で耕作を続けることも可能だという。 農地へのソーラーパネル設置が農業者に提供する追加的利益に関して、太陽光発電企業Paired Power(ペアードパワー)のトム・マカルモントCEOは、ソーラーパネルが地面温度を下げることで土壌水分を維持し、高付加価値作物の耕作を可能にするといったその他のメリットがあると述べる。
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  • 自家消費太陽光の仕組み

    ニュース Sep 11, 2023

    自家消費太陽光の仕組み
      一般家庭向けモデル(蓄電池有)   ①太陽光により発電した電力は、自家消費により消費されます。   ②蓄電池を設置した場合、太陽光による発電で消費できなかった部分を蓄電池の容量範囲内で蓄えます。   ③蓄電システムに蓄えられた電力は、夜間太陽光が発電しない時間帯に放電し、消費されます。   ④一般的な住宅をモデルにした自家消費太陽光の場合、日中は太陽光発電に作られた電気を消費することにより、購入電力量を抑えます。   日中使い切れなかった電気はそのままでは消滅してしまいますが、蓄電システムを導入することにより、太陽光発電で作られた電気のうち使いきれない一部を蓄えることができます。   蓄えた電気は、夜間など発電できない時間帯に放電することで、無駄なく使用できます。   企業様向けモデル(蓄電池なし)   一方、企業様向けモデルでは蓄電池使用しない代わりに太陽光発電の発電量を、実際の消費量に合わせて制御するシステムもあります。   自家消費のような売電しないシステムの場合、電気を外部に流すことが認められていません。   このため、通常発電をしていると消費電力量が少ない時に停止させなくてはならず、発電したくてもできない無駄が生じます。   この無駄を極力排除するため、太陽光発電システムで消費電力の感知、もしくはスケジュールによってあらかじめ想される消費量に応じた発電量に制御し、無駄なく発電できるようになります。
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  • 屋根置き太陽光発電は「汚れ」で発電量ダウン

    ニュース Sep 06, 2023

    屋根置き太陽光発電は「汚れ」で発電量ダウン
      自家消費型太陽光発電がだいぶ増えていますが、工場など屋根上に設置する際に、ぜひとも気を付けていただきたいポイントがあります。   それは、「パネルの汚れ」対策をどうするか。   工場などの場合、パネルの設置角度がほぼ0度ということが少なくありません。   これまで多くの太陽光発電所を見てきた経験から言うと、0度だと間違いなく汚れが溜まり、数年で発電量を大きく落とす要因になります。   周囲の状況次第ですので一概に何年で何%下落するとは言えませんが、4年程度で20%以上ダウンした現場もあります。   パネルの角度と汚れの関係は、およそ次のような感じです。   ・15度以上角度が付いていれば、雨水でほぼ汚れは流れ落ちる。   ・10度だと汚れが蓄積してしまう場所と、それほど気にしなくても良い場所とが混在する。   ・5度以下だとほぼ間違いなく蓄積する。   ・どれだけ角度があっても樹木が近くにあると樹脂等で大幅に汚れる。   パネルが汚れてしまえば光を遮るので、発電量が下落するのは当然の話です。洗浄するしか発電量を取り戻す方法はありません。   10度以上の場合は、それほど汚れないこともあるので、洗浄効果は発電所ごとに変わってきます。   洗浄するか、しないかは、遠隔監視データを解析した上で、現場の状況も確認して決めるのが良いでしょう。   5度以下の場合は、汚れること前提で、定期的な洗浄をO&Mプランの中に組み込んでおいた方が良いです。ほぼ間違いなく汚れて、発電量を落とします。   定期的なパネル洗浄をするには、洗浄しやすい設計も重要になります。   屋根上の場合、通路を設けずに、パネルを全面に設置してしまう設計もありますが、これは洗浄(に限らずメンテ全般)しづらいです。   パネルを踏むとマイクロクラックの原因となるので、できるだけ踏まないように施工したいですが、通路がないと難しくなります。また、高所作業にもなるので、設計時にはメンテナンスのしやすさを、ぜひとも考慮していただきたいです。
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